2020/7/22

湿地作業報告

6月1日より行っている湿地作業について報告いたします。

6月1日(月)
・湿地管理道、仕切り堤防、管理棟前の草の集積と搬出。
・農道の草の集積。
↓作業風景

6月8日(月)
・仕切り堤防、湿地東側(山際)と巣塔下、湿地管理道、淡水域内にある草の集積と搬出。
↓作業風景

6月15日(月)
・湿地管理道の草の搬出。パッカー車への草の詰め込み作業。
・2tパッカー車、2回分(計4t)を処分した。
↓作業風景

6月22日(月)
・淡水域南側の草を手刈り鎌を用いて刈り取り。
・淡水域内の草の搬出。
↓作業風景

↓作業後風景

6月29日(月)
・手刈り鎌を用いた淡水域内の草の刈り取り。
・淡水域南西端の草の刈り取り。
・刈りとった草の集積と農道への搬出作業。
↓作業前風景

↓作業風景

↓作業後風景

7月6日(月)※半日
・駐車場横の水路の草寄せ及び、搬出。
・仕切り堤防淡水域側観察棟前の法面の草の刈り取り及び、集積と搬出。
↓作業前風景

↓作業後風景

↓作業風景

7月20日(月)
・淡水域南側の草刈り及び、草の集積と搬出。
・観察棟前の草刈り及び、草の集積。
↓作業前風景

↓作業風景

↓作業後風景

今の時期は、湿地南側での作業を多く行っております。
これは昨年までの観察で、巣立ち後間もないコウノトリの幼鳥が湿地南側に降りている様子が見られていたためです。
今年度も同じような傾向がみられるのではないかという予測から、湿地南側の草を刈り取り、開けた場所をつくりました。

結果、7月15日頃から淡水域南側に降りている様子が観察されています。

↑7月18日撮影 草陰に隠れているが、近くに幼鳥がもう1羽おり、2羽で降りてきている様子が確認された。

ただ、今の時期は草が伸びる勢いが強く、1週間で約15cmほど伸びてきます。
これから夏本番、熱中症に気をつけ、どういった管理方法がコウノトリに適しているのか、また他の生き物にはどうなのかと考えながら、作業を行って参ります。