2020/8/5

『ハチゴロウを偲ぶ会』を開催しました。

8月5日(水曜日)『ハチゴロウを偲ぶ会』を開催しました。

本来は、戸島湿地を眺めながら皆さんとお話したかったのですが
新型コロナウイルス感染症予防のため、エコハウスをお借りして
密にならないように気を付けて、ハチゴロウに纏わる思い出話や情報交換をしました。

今回は、豊岡市コウノトリKIDSのOBの中学生2名が参加と
ハチゴロウを観察されていた皆さんが参加してくださり
それぞれの想いや、ハチゴロウのお見合い話など教えていただきました。

皆さんのお話に共通していることは
想いで深い鳥
愛された名前で「神の鳥」称されることもあった
ハチゴロウは野生復帰のために飛んできてくれた
観察していると、覚えてくれているのか目の前にとまってくれた
ハチゴロウは人の気持ちに応えてくれた
カメラマンの一人ひとりを見分けていた

本日欠席の佐竹さんは「ありがとう、ハチゴロウ」の記事で
「豊岡ではずっと“コウノトリ〈も〉住める街づくり”といってきました。
行政も農業も教育も、あるいは川や山も、それぞれの領域で頑張っている。
でも、農家が頑張ったら、あるいは川が頑張ったらコウノトリは住めるのかというと、それだけでは難しい。
だから“コウノトリ〈が〉生きられる”環境とは何かを真剣に考える人間が必要なんじゃないか。
一度壊れたものを蘇らせるには、そのくらいのめり込まないと、と思ったんです」と綴られています。

最後は、手を合わせて「空の上から私たちの励みを見守ってください」と祈り終了しました。

ハチゴロウの功績や、当時のコウノトリの様子、取り巻く人々の気持ちなど
若い世代に聞いてもらえたことは嬉しいことでした。