2018/7/12
兵庫県立尼崎小田高等学校の皆さんがお越しくださいました。
7月12日(木曜日)の午後
兵庫県立尼崎小田高等学校より39名の皆さんがお越しくださいました。
毎年、豊岡で実習をされ
今年は、湿地内の生きもの調査と外来種の駆除の実習をしていただきました。
佐竹さんより、まずはコウノトリについて講義をしてから
湿地に生息している生きものについて説明させていただき
コウノトリ市民研究所の北垣さんを講師に迎え
汽水域に生息する生きものについて、説明していただきました。
ウナギが4匹見つかりそのほかは、
スズキ、マハゼ、アベハゼ、ゴクラクハゼ、
ビリンゴ、タモロコ、フナ、コイ、ボラ、チチブ、
タイリクバラタナゴ、ブルーギル、
モクズガニ、テナガエビを確認しました。
その後、ミシシッピアカミミガメの罠を見に行くと
2匹かかっていて駆除しました。
生徒の皆さんに感想を伺うと
・同じ生きものとして生まれて、コウノトリは保護され、
ミシシッピアカミミガメなどの外来種は駆除されてしまう。
コウノトリが絶滅したのも、外来種の問題もどちらも人間がしたことで
少しでもいい環境にしなければと思った。
・環境を守ることは、しんどいし、めんどくさいし、
汚いこともしなければならないと感じた。
引率の先生は
「生物多様性について学習しているけれど、教室の中では限界がある。
今日豊岡に来て、湿地を歩き、転んだ体験を学習に活かしてほしい」と
話されました。
少しの時間でしたが、草の匂いを嗅ぎ、湿地を歩き、生きものたちに触れ
今後の学習に活かしていただけることを願っています。
暑いなか、お疲れさまでした。