コウノトリKIDSクラブによる野鳥観察会がありました
2月2日(日曜日)は、コウノトリKIDSクラブの皆さんによる野鳥観察会でした。
本日は【世界湿地の日】ということで、ラムサール条約湿地に登録されているハチゴロウの戸島湿地に来てくださいました。
年間を通して、豊岡市内のビオトープなどで昆虫やカエル、魚などの調査もされている、生き物大好きなコウノトリKIDSの皆さん。お揃いの帽子につけてある沢山の生き物ピンバッチが誇らしげで素敵です。
最初に戸島湿地のお話をして、昨年のコウノトリの巣立ちのシーンを見ていただきました。
その後、鳥の先生から野鳥観察のレクチャーを受けた後、戸島湿地コースと楽々浦(ささうら)湾コースに分かれて探鳥開始です。
湾と湿地、それぞれどんな鳥に出会えるのかワクワクです。
管理棟を出るとすぐにホオジロ、オオジュリン、カワセミ、スズメが出迎えてくれました。
ヨシの穂に揺れながら実を食べているホオジロにゆっくり近づいてみると、意外と逃げないことにみんなびっくり。
フィールドビンゴをしながら湿地を進むとコガモの群れやアオサギを発見です。
同じ頃、楽々浦湾ではホシハジロやミコアイサ、マガモ、カンムリカイツブリ、オオバンなど色々な水鳥を観察できたようです。
すごいものを見つけた小学2年生の女の子もいました。
亀の甲羅です!
中身はアオサギが食べたのかなあ?これはフン?鳥の羽も落ちているよ!と子供たちはフィールドサインも見逃さずビンゴ!です。
山際からはエナガの群れも下りてきてくれて、観察会が終わるころには鳥を見つけるのがすっかり上手になりましたね。目と耳を存分に使っての野鳥観察会でした。
最後のまとめでは「鳥がどんな行動をしているか見ていくと、もっと野鳥観察が楽しくなるよ!」と鳥の先生に教えていただきました。
戸島湿地には一年を通して色々な野鳥がやってきます。
皆さんがまた遊びに来てくれることが、生き物がたくさん住む戸島湿地を守っていくことにつながります、とお伝えして終わりました。
来月は一年間のまとめの活動報告会があるそうです。
豊岡の自然や生き物を楽しく勉強してきたコウノトリKIDSの皆さんの発表がんばってくださいね。