2020/2/22

アカガエルの卵塊が確認できました

2月22日(土曜日)

今朝、ようやく戸島湿地でもアカガエルの卵塊が一つ確認されました。

アカガエルは春の早い時期に卵を産むカエルです。

山際の湿地などに卵を産み終わるともう一度冬眠して再び春を待つ、というちょっと面白い二度寝ガエルなのです。

今年は雪も少なく気温も高かったせいか、早めに産みつけられるのでは、と予測していました。

しかしながら、市内の他のビオトープで次々と見つかる中、戸島湿地では今日まで確認できませんでした。

これから卵塊はさらに増えていくのか、はたまた今年はこれだけなのか注意深く見ていきたいと思います。

たくさんいたオオジュリンやエナガもすっかり姿が見られなくなりました。

オオジュリンは北へ帰り、エナガやシジュウカラは山で巣作りにいそしんでいるのでしょう。

その代わり、湿地ではホオジロが胸を膨らませてさえずるようになりました。

春はもうすぐそこまで来ていますね。

戸島ペアも頑張って縄張りを守っています。

皆さまの来館をお待ちしています。