2019/8/11

奈良学園等学校の皆さんが豊岡へ研修に来られました。

8月7日(水曜日)~9日(金曜日)の3日間

奈良学園等学校SSHコースより4名の皆さんが豊岡へ研修に来られました。

『十代の経験は一生の宝』として夏休みに課外学習が行われています。

今年の豊岡研修のテーマは『メダカの生息地づくり』で

市内のメダカ生息地調査や田結湿地での生息地づくりの活動をしました。

一日目は

コウノトリの郷公園とコウノトリ文化館で兵庫県や豊岡市の取り組みを聞き

戸島湿地で『コウノトリが生息できる湿地の再生と維持管理について』

佐竹さんからお話しさせていただきました。

二日目は、市内で無農薬のお米造りに取り組まれている

成田市雄さんから『コウノトリ育む農法について」の講義を受け

『地力』とはどういうことか、経営についても質問があり

充実した時間を過ごされました。

午後からは、コウノトリ市民研究所の北垣和也氏を講師に迎え

メダカの生態について学び、生息状況を調査しました。

 

続いて、15時から近大付属豊岡高等学校『鸛部』と共同で

田結湿地で生息状況調査と生息地づくりに取り組まれました。

近大付属豊岡高校の『鸛部』から田結湿地での取り組みの報告を聞き

両校の活動の報告を兼ねて、交流会となりました。

三日目には、2班に分かれてプレゼンテーションをしていただきました。

全体を通しての活動報告と、メダカの再生についての2班でまとめて

発表してくださいました。

発表を振り返り、皆で議論し意見交換会をしました。

生徒の皆さんは、チームワークも良く

仮説を立てて行動することを実践されています。

理系の皆さんですが、最後に一句

「初夏の昼 メダカの池にオレ落ちる メダカ喜び オレ沈みたるかな」

ユーモアもあり、皆さんの勤勉と人柄で

将来を楽しみにしています。

3日間、お疲れ様でした。