2021/1/13
冬の珍客、ヒクイナ
1月13日(水曜日)
今日は汽水域の水位が低く、管理棟前も干潟のようになっていました。
そんなヨシの根元に、今日はちょっと珍しいお客さんを見つけることができました。
ヒクイナです。
ヒクイナは全長23cmほどのクイナの一種で、顔から腹にかけての赤褐色が特徴です。
普通は夏鳥として湿地などに飛来しますが、ここ数年は本州以西でも越冬する個体が増えてきたといわれる鳥です。
昼間に姿が見られることは稀ですが、4,5日前からクイナ類らしき影がヨシの間を飛ぶ姿が戸島湿地で確認されていました。
非常に翼が短いことがよくわかります。
湿地のヨシの間を飛ぶときは脚をだらんとさせて、少し不器用そうに飛んでいました。
水位が下がっているため、戸島ペアのコウノトリも汽水域に降りていました。
また他にも、トラツグミやタシギが出てきて餌を探していました。
鳥の姿が見やすいこの季節、皆さんのおうちの周りでも冬鳥たちの行動を観察してみませんか?