2019/10/1

植物の勉強会をしました

10月1日(火曜日)休館日を利用してスタッフの植物勉強会を実施しました。

今回教えてくださったのはコウノトリ市民研究所の菅村先生です。

ハチゴロウの戸島湿地を周りながら、湿地周辺に自生している植物を観察していきました。

今回確認できた植物は約70種類。

これは栗のイガに似ているのでイガガヤツリといいます。

カヤツリグサの仲間やタデの仲間がたくさん見つかりました。

ヤナギタデを噛んでみると強い辛みが!

大昔は香辛料に利用されたとか・・納得です。

一輪挿しにできそうなボントクタデや多年草のシロバナサクラタデなど、今まで知らなかった植物をたくさん教えていただきました。

また、ヨシ、オギ、ススキの違いなど、植物も環境を選んで生えていることがよくわかりました。

植物は小さな生き物の住処や餌となるだけでなく、人間も昔は色々な植物を利用して薬や調味料、染料や衣服を作っていたことを思うと、植物の一つ一つが有難いものに思えてきました。

目から鱗の植物勉強会でした。

ミズアオイやヒメシロアサザのことなど、今後の湿地の管理のあり方も考えていきたいと思います。

菅村先生、ありがとうございました。