2017/5/9

中央大学鷲谷教授、東京大学生産技術研究所喜連川優教授、安川先生がお越しくださいました。

5月8日(月曜日)の午後

中央大学保全生態学鷲谷教授と

東京大学生産技術研究所喜連川優教授、安川先生がお越しくださり

「市民参加による生き物モニタリング調査(いきモニ)」について説明してくださいました。

 

『いきモニ』は、東京の蝶のデータ収集と公開を目的としたアプリケーションです。

市民参加型モニタリングによるデータを品質管理をして蓄積し

公開して、解析をサポートする

生物多様性の分野におけるクラウドソーシングのWebベースシステムで

地域の生物多様性の把握などに使用できます。

市民がデータ入力ページを用いて調査項目と蝶画像をアップロードすると、

蝶の専門家がデータ品質管理ツールを用いてデータクレンジングを行い

品質チェックを終えたデータは一般に公開され、

どなたでもデータを利用することができます。

 

携帯の電波の届かない所でも

写真さえ撮っておけば、電波の届くところに来てから送信でできるそうで

とても便利に活用できる仕組みとなっています。

 

詳しくは、『いきモニ』のHPを検索してください。

 

 

また、このサイト「いきモニ」は、

データ統合・解析システム (DIAS)の支援により運営されていて

地球観測データ統合・解析システム(DIAS)についての説明をお聞きしました。

 

このシステムを活用して

里地で暮らすコウノトリの動向を身近に知ることができる市民が主体となって

参加型の『市民によるコウノトリモニタリング調査』につながる手立てを

皆で想いを語り、聞き合いアドバイスをいただきました。

 

コウノトリの応援団となり、私たちへエールを送っていただきました。
鷲谷先生、喜連川先生、安川先生、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。