2019/6/15
戸島湿地の野鳥 カワセミ
戸島ペアの3羽のヒナたちもすっかり大きくなってきました。
親鳥が不在の時も3羽仲良く巣塔の上で過ごしています。
羽ばたきの練習も始めていますよ。
巣立ちまであと2週間ほどでしょうか。
先日、巣立ちしたカワセミの幼鳥が湿地にやってきていました。
戸島湿地では年間通して見られるカワセミ。
時々、水位計の上で休憩しています。
上の写真は4月に撮った大人のメスのカワセミ。
素敵なオスを見つけてくれたらいいなぁと思っていました。
そして今回来てくれたのは巣立ったばかりの幼鳥です。
この間のメスはお母さんだったのでしょうか。
湿地の近くに営巣に適した崖があるのかもしれませんね。
カワセミのオスメスの見分け方はとっても簡単。
くちばしが黒いのはオス。下くちばしが赤いのがメスです。
メスはまるで、ルージュを塗っているみたいですね。
幼鳥の特徴は、成鳥に比べ胸全体が黒っぽいこと、くちばしが短いことなどがあげられます。
脚もまだ鮮やかなオレンジ色にはなっていませんね。
幼鳥は、私たちの気配に気づいたのか湿地の奥に飛んでいきました。
何はともあれ、幼鳥が来たということはうれしい限りです。
巣立った野鳥たちは、これから自力で生きていかなければなりません。
コウノトリはもちろんのこと、他の野鳥たちも暮らしやすい自然環境を少しでも作っていきたいですね。