2020/5/25

イトヨの遡上調査をしました。

5月25日(月曜日)イトヨの遡上調査をしました。

昨日の16時に定置網を仕掛け、本日9時に引き上げ

再度仕掛けて、16時に引き上げ調べました。

今回も、コウノトリ市民研究所の北垣さんにお手伝いいただきました。

9時の結果は下記のとおりです

水温 23.1度
ボラ稚 (多い)
ススキ稚魚(多い)
クルメサヨリ
チチブ
アシシロハゼ
ビリンゴ
ゴクラクハゼ
モクズガニ
テナガエビ
シラタエビ 卵あり
スジエビ 卵あり

前回北垣さんが言われていたとおおり、テナガエビがたくさん確認されました。

シラタエビはたくさん卵をもっていました。

スジエビも卵をもっていました。

16時の結果は下記のとおりです。

水温 25.7度
ボラ稚魚
ススキ稚魚
クルメサヨリ
マハゼ
チチブ
ゴクラクハゼ
アシシロハゼ
ビリンゴ
テナガエビ

今年の特徴は、クルメサヨリがたくさん確認できたことです。

ハチゴロウの戸島湿地での調査は

調査しながら、素早く湿地へとかえしますことを原則としています。

毎回の調査でお世話になった北垣さん、ありがとうございました。

今年度のイトヨ調査は今回で終了いたしますが

梅雨明けに、再度行う予定です。

起伏ゲートのなかの小さな生きものを、北垣さんに調べていただくと

フナの稚魚や

イサザアミの仲間がたくさんいました。

これらを餌にする生きものがたくさん遡上しているようです。

今日は、カワセミの夫婦が餌を上手に捕まえて

来館者の皆さんに観察していただくことができました。

コウノトリのヒナ2羽も、すくすくと育っていますが

電柱に営巣し、巣材を撤去されているJ0043♀とJ0122♂をみていると

例年のような気持ちになれないでいます。