2020/8/23

ハチゴロウの戸島湿地を拠点に働く、地域再生協働員の永瀬さんが活動報告をしました。

8月23日(日曜日)越前市で「コウノトリが舞う里づくり大作戦」を開催されました。
初日の本日は、越前市の会場と各地域をWEBを使った『自治体かいぎ』が開かれ、
コウノトリをシンボルに自然再生などに取組む自治体が集まり、
活動発表や知恵を共有して今後の取組みにつなげる話し合いがされました。

地元活動団体の発表者として、豊岡からは
ハチゴロウの戸島湿地を拠点に働く、地域再生協働員の永瀬さんが活動報告させていただきました。

コウノトリの餌場つくりで苦労していることや
田結地区で地域井の方と一緒に活動していること
環境学習の取り組みなどを話されました。
とくに、子供たちとの作業は共に汗を流し、
子供たちが生き生きする姿に感動し
その姿が活動をするモチベーションになっているとのことです。
体験というより、ともにする作業から達成感と仲間意識が生まれます。

コウノトリの餌場つくりをするとともに
コウノトリのことも知りたいと、繁殖状況や飛来情報を調べる中で
豊岡の取り組みを広げ、飛来先の人と交流し
地域を超えた交流も広がっているとのことで
コウノトリ市民科学の事務局も務め、毎日送られてくるコウノトリの様子から
餌の状態やペアになるまでのいきさつなど、
これからの環境学習にも役立てていきたいと今後の夢も話されました。

越前市にも、熱心に観察されている方がおられます。地域の財産ですね。

安養寺人工巣塔から巣立った4羽の近々の様子をお知らせし
全国の皆さんが見つけてくださった、元気な姿を見ていただくことができました。

地域でコツコツすることと、豊岡の取り組みを全国に広げていくことの2つを柱に頑張ってほしいです。
若い世代につながっていることを確信した一日でした。