2021/9/13

ヒガンバナが咲きました

9月13日(月)

先日、ブログに掲載していたヒガンバナの蕾が開きました。

ヒガンバナといえば、田んぼの畦などで花を咲かせている姿が見られます。

ヒガンバナは有毒植物で、畦などをモグラ等に荒らされないように人によって植えられたと言われています。

また、球根が分かれる分球によって増える植物なので、人との関係が深い植物です。

言い換えれば、人の手を借りないと勢力を拡大できない植物とも言えます。

この戸島湿地も同じです。

かつての田んぼの時代には生えていたかもしれませんが、2007年からの大造成工事がなされたので、その後はヒガンバナの姿を見ることがありませんでした。

来館者の方が、少し寂しいなと思われ、ヒガンバナの球根を持って来て植えていただきました。

この写真はそのヒガンバナたちです。

可憐な花を見ながら、人とヒガンバナの関わり(つながり)を感じます。