8月24日（木）
22日、23日と広島県世羅町へ行ってきました。
世羅町では今年、J0312♀とJ0317♂が子育てをしました。
J0312は2020年戸島湿地生まれで、J0317は2020年豊岡市出石町水上で生まれた、同い年のペアです。
J0317の父はJ0097で、こちらも戸島湿地生まれです。
J0312とJ0317のペアは今年3羽のヒナを育てあげました。

地元の方々と一緒に、営巣場所や今後について現地でお話を聞き、話し合いました。


周辺を見て回っている際には、J0312やペアの息子のJ0549にも会う事が出来ました。

娘、ひい孫の元気な姿を見ることが出来ました。
また、地元の方の話では、2023年豊岡市生まれのコウノトリが複数羽世羅町に飛来しているそうです。

現地を見回った後には意見交換会が開かれ、豊岡の農業や戸島湿地のこと等をお話し、活発な意見交換が行われました。

翌23日は、せら夢公園さんでヒョウモンモドキの保全を始め湿地の保全作業をされている自然観察園の現場を、世羅町地域おこし協力隊山岸さんに案内していただきました。
http://www.serawinery.jp/nof/
戸島湿地とは特徴が異なりますが、世羅町の特徴、山あいの田んぼの様子を知ることが出来ました。

多様な生き物が住めるように、湿地だけでなく山にも目を向けられて活動されていると感じました。

世羅町では、11月にコウノトリに関するシンポジウムの開催が企画されています。
暑い中、また雨の中となりましたが、対応いただいた皆様ありがとうございました。