2023/9/12

J0102解放されました

9月12日(火)
本日、今年戸島湿地の巣塔で子育てをしたJ0102♀がコウノトリの郷公園さんにより解放されました。
解放される前には、一緒に子育てをしたJ0391♂と最近顔をよく出しているJ0265♀が湿地北西側の電柱にとまっていました。

2羽が電柱にいたため、J0102は戸島湿地内ではなく9:43に湿地南側の戸島地区の田んぼで放されました。

解放後、J0102はとことこと農道や田んぼの中を歩行しました。

J0391とJ0265はどちらも電柱から動きがありません。

J0102は北に向かって歩いて行き、電柱にとまっている2羽に少しずつ近づいて行きました。

10:00頃、J0265がJ0102を気にし始めたようで、クラッタリングを行うようになり、J0102もそれが気になる様子になってきました。
10:06にJ0265がJ0102の近くに飛んで降り、クラッタリングを行うなど緊張状態のように。

2羽が接近した時のJ0391はというとだんまりを決め込んでいるように見えました。

その後、J0102が飛び立ち、戸島地区の人工巣塔にとまりましたが、J0265も飛び立ってJ0102を追い払いました。


J0102はたまらずJ0391の電柱にとまろうとしましたが、J0391にはとまらせて貰えませんでした。

その後J0102は楽々浦方面へと飛んで行ったので追いかけると、楽々浦湾上空を旋回していました。
高度をどんどんとあげていき、10:30頃に見失いました。

J0265との関係に負けた様子だったのは、放鳥時の体重が少し軽めでもあったのが関係あるかもしれないとのことでした。
ひとまず綺麗な飛翔姿を見せ、高いところまでの旋回も出来たのでホッとしていますが、同時にJ0391とJ0265との関係がなんとも気がかりにもなっています。
彼らの世界のことなので、そういったことも起こりうると頭で理解は出来ていますが、ちょっとドライではないかという気持ちもあります。
3羽の関係が今後どうなっていくのか、、
頼むぜ親父。

コウノトリ郷公園の皆様、J0102の治療や暑い中での作業お疲れ様でした。