2024/11/14
豊岡小学校3年生の皆さんがお越しになられました。
11月14日(木)の午前、豊岡小学校3年生の皆さんがお越しになられました。
初めに管理棟前で、初めの会をしました。
その後、昨日の夕方に仕掛けておいた定置網をあげて、コウノトリが住んでいる湿地にどんな魚がいるのかを見てみました。
結果 一番多いかったのはエビでした。シマイサキの稚魚、マハゼも多く入っていました。
その他にフナ、モロコ、外来種のウシガエルのオタマジャクシもいました。
今回は、季節的に水温も低い中での調査でしたが、網に入った魚の量は思っていたより
多かったですが、種類は少なかったです。
観察した生きものは、皆さんで湿地にリリースしました。
その後は、座学と湿地を散策する2つのグループに分かれて学習しました。
管理棟内では、コウノトリの説明と皆さんから事前にいただいていました質問に答えさせていただきました。
「コウノトリの視力はどのくらいですか」「コウノトリは冬眠しますか」
「風切羽はなぜ黒いのですか」などたくさんの質問をいただきました。
中には「コウノトリが絶滅したままだったらだめなのですか」「コウノトリがいなくても困らないのではないですか」
などの鋭い質問もありました。
もう1つのグループは、実際、コウノトリのペアが住んでいる戸島湿地を散策して、汽水域と淡水域について、
魚道やコウノトリの人口巣塔についてお話しさせていただきました。
終わりの会では
「あっという間だった」「また家族と来たい」との感想をいただきました。
約2時間、皆さんと楽しく、有意義な時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。