2024/11/27
ウガンダ共和国 国立野生生物保全教育センターの職員の方が来られました
11月27日(水)
ウガンダ共和国 国立の野生生物保全教育センター(UWEC 旧エンテベ動物園)の職員の皆さんが来られました。
(1952年に違法取引で押収された動物や生息地の破壊や密猟などにより怪我をした動物、孤児となった動物の保護施設として開園。その後1960年代にはエンテベ動物園として、クマやトラなど外国産の動物も展示。1994年に保全教育を推進する保全教育センターとして生まれ変わり、「ウガンダ野生生物教育センター」に名称変更(のちにさらに「ウガンダ野生生物保全教育センター」に名称変更。))
中部大学が「絶滅危惧種ヨウム保全の地域連携モデルケース構築支援」を行っており、ヨウムが生息する地域の方への啓蒙活動や、エコツーリズム事業を誘導することを目的とされているようです。
本プロジェクトはJICA 草の根技術支援事業に採択され、2022年4月より現地活動を始められているそうです。
今回は同じ鳥類のコウノトリの野生復帰と保全活動を知るために来られたそうです。
中部大学からは牛田教授、土田准教授、鎌田研究員が来られました。
戸島湿地では、コウノトリの辿ってきた歴史についてお話しし、戸島湿地が造成された当時の様子や戸島湿地の機能と目的、コウノトリの子育てや環境学習などの活用、コウノトリ目撃情報共有システムのコウノトリ市民科学について説明しました。
その後、湿地に出てコウノトリの生息環境と管理を間近で体感していただきました。
ウガンダの皆さんはこの後、コウノトリの郷公園でミニ講演会を行われる予定です。頑張ってくださいね。