2025/11/17

「フジバカマの保全を考える~10年間の振り返りと今後の展開~」に参加しました

11月17日(月)
15日(土)に行われた「フジバカマの保全を考える~10年間の振り返りと今後の展開~」に参加しました。
戸島湿地では2019年に管理棟前にリスク分散でフジバカマを植えられて以降、地下茎や種子で増加しており、安定して育っています。
イベントでは、これまでに円山川水系で行われた保全の活動や、保全活動を実践されている紹介等がありました。

・国土交通省豊岡河川国道事務所さんからは、加陽湿地での保全の経緯と状況について話題提供がありました。
移植後当初は株が爆発的に増加したが、現在はその数が減って来ているようです。ただ、移植した株数よりも多い数字となっているため、安定しているのではないかとのことでした。

・豊岡市コウノトリ共生課さんからは、加陽水辺公園でのフジバカマ保全の経緯と状況や、自然と共生する取り組みについて紹介がありました。

・復建調査設計株式会社さんからは、他地域でのフジバカマ保全の事例が紹介され、京都での商品化等が紹介されました。

・兵庫県立大学 服部名誉教授より、フジバカマの重要性として、文化や生物多様性のシンボルであり、「令和」と関係のある絶滅危惧種であることが話されました。

・コウノトリ市民研究所の菅村さんは、フジバカマ以外の植物に対する保全のアプローチの活動事例紹介がありました。
・フジバカマを育む会の上坂さんからは、加陽水辺公園でのフジバカマの保全の状況と、活動を広げる工夫についてお話がありました。

・住友ゴム株式会社の繁戸さんから、加古川で取り組んでいるフジバカマ保全の活動について紹介があり、別地域での取り組みを知るきっかけとなりました。

話題提供後、服部さん、菅村さん、上坂さん、繁戸さんの4名が登壇され、参加者を含めたディスカッションが行われ、活発に議論や質疑応答が行われました。

今年も管理棟周辺のフジバカマは花を咲かせ、アサギマダラもやって来ました。
これからも、フジバカマの香りや花、アサギマダラの飛来を楽しんでいただき、円山川水系のフジバカマのリスク分散として育んでいこうと思いました。