2019/3/17

こんなことが、あるなんて・・・

3月17日(日曜日)のお昼前

J0391が、巣塔で大きなフナを飲み込もうとしています。

巣には一羽のコウノトリが伏せていました。

伏せているコウノトリは、当然J0294と思っていたので

J0391の様子を記録に残したいと

ビデオとカメラをセットして写真を撮っていました。

しばらくして、J0391は飲み込むことができました。

「食べられて、よかったね」

「お母さんにも、あげてほしいな」などと独り言をつぶやいていると

J0391が、いきなり伏せている一羽の首をつかみました。

伏せていたコウノトリが立ち上がったので

「識別しないと」と思い、フィールドスコープを覗くと

J0294ではありませんでした。

J0391が、立ち上がったコウノトリを嘴で突き

2羽は巣から落ちるように転がっていきました。

そこまでは、覚えているのですが

その後のことは、よく覚えていません。

伏せているのは、J0294と思い込んでいたので

気持ちが動転してしまいました。

ビデオで確認しても、雨が降り薄暗いので

識別ができませんでした。

足環が左右に2個でいたので、J0043ではないことはわかりました。

J0103♀か、J0094♂か・・・オスではないような気がしますが、分かりません。

J0391は、フナを食べるのに夢中になって

伏せている個体が誰なのか、分からなかったのでしょうか。

フナを何度も巣の中に落とし、突いていたのですよ。

不思議でたまりません。

伏せていたコウノトリは無事でしょうか。

巣塔の下周辺を確認しましたが、コウノトリはいませんでした。

その時のことを、思い出してみると

巣塔にいたコウノトリ以外に、

J0043とJ0177と他に、2羽のコウノトリがいました。

J0294は13時28分に南方より帰巣しましたので

J0294の留守の間の出来事です。

管理棟で、一人オロオロしていた自分が情けないです。

交尾行動は、一日平均5回はしていますが

産卵の気配はありません。